パンドゥニアの文法

1. 概要

1.1. はじめに

このページではパンドゥニアの単語の種類と単語の順序の型式を学びます。 但しこの文法を読まずにパンドゥニアを学ぶ事は可能です。 例えばフレーズ集や辞書の助けを借りてです。

すべての語学教師は生徒が慣れていない区別をしなければならないとき、 言語を学ぶのがより難しくなることを知っています。 そのため学生は不規則なスペル、大文字小文字の変容、必須時制、アクセント、 名詞と形容詞の一致、敬語の変容、子音と母音の調和、必須の性別の区別などの 問題を抱えているのです。

パンドゥニアを学ぶのは難しくありません。 前述の複雑さはありません。 代わりに単純で規則的な文法、比較的単純な語彙、単純な音声表記があります。

1.2. 品詞

品詞は文法上の性質や振舞いに基づく語の分類です。 品詞は大きく分けて内容語と機能語に分類されます。 内容語はほとんどの情報と意味を伝えます。 機能語は文法に必要なものです。 内容語がなければ意味のあることを言えませんが、 特に長い文では内容語をまとめるために機能語が必要です。

パンドゥニアの主な内容語は名詞、動詞、修飾詞です。 同様に主な機能語は代名詞、限定詞、前置詞、後置詞です。

大半のパンドゥニアの単語の品詞は文脈で寄ります。

例えば ama は動詞または名詞または形容詞になれます。

mi ama tu. – 私はあなたに恋しています。 (動詞)
tu emosi mi su ama. – あなたは私の恋を感じます。 (名詞)
mi kitabu un ama anjil. – 私は恋文を書きます。 (形容詞)

1.3. 基本ルール

これらはパンドゥニアの基本ルールです。 ページの後半で詳しく説明していきます。

  1. 発音:綴りは発音に忠実です。
  2. アクセント:アクセントは二つの音節の単語の第一音節に置かれて、二つ以上の音節の単語の第二音節に置かれます。
  3. 代名詞
  4. 人称代名詞は mi(私)、 tu(あなた)、 ye(彼/彼女)、 mimon(私たち)、 tumon(あなたたち)、 yemon(彼ら) です。
  5. 所有代名詞は mi su(私の)、 tu su(あなたの)、 云々です。
  6. 疑問代名詞は ke(何/誰/どの) です。
  7. 不定代名詞は mon(誰人) です。
  8. 名詞:名詞は人称や数や格などによって変化することはありません。
  9. 形容詞:形容詞は修飾する名詞の前に置きます。 副詞は修飾する動詞または形容詞の前に置きます。
    • un rapide loga = 早い話し
    • tu rapide loga = あなたは早く話します
  10. 動詞:動詞は時制や人称や数や極性などによって変化することがありません。
  11. 語順
  12. 動作の対象が動詞の直前にあることを示します。
    • mi yam aple. = 私はリンゴを食べます。
  13. 所相助動詞は be です。主要な動詞の前に置いたら、 動作の対象が動詞の直前にあることを示します。
    • aple be yam. = リンゴは食べられた。
  14. 依存文では他動詞の目的語が次の動詞の主語として機能します。
    • mi ching tu don pesa. = 私はあなたにお願いします + あなたはお金を与えます = 私はあなたがお金をくれるようお願いします。
  15. 代名詞の対象が明確で、冗長に感じる場合は省略できます。
    • mi sual tu basha pandunia? → sual tu basha pandunia? = あなたはパンドゥニアを話せますか?
    • mi ching tu ming loga. → ching ming loga. = はっきりと話してください。
  16. 単語建造:複合語は複数の単語を並べて形成されます。
    • huru(自由) + sim(主義) + ja(者) → huru sim ja(自由主義者)

2. 名詞

2.1. 活用はありません

名詞はものに名前を付ける品詞です。 他の品詞同様に活用はありません。 単数/複数、定型/不定型、どのような場合でも同一の単語が使われます。

seku – 石、その石、複数の石、その複数の石
meza – テーブル、そのテーブル、複数のテーブル、その複数のテーブル
kursi – 椅子、その椅子、複数の椅子、その複数の椅子
sui – 水

数詞と明確さは議論の初期段階及び一般的な知識としてよく知られています。 例えば sol は通常「太陽」を表し、 luna は唯一の太陽と月である「月」を表します。

2.2. 数量の表し方

数が1つであってもたくさんであっても影響を受けません。 必要に応じて数詞で表す事も出来ます。

kursi – 椅子、複数の椅子
un kursi – 1つの椅子
du kursi – 2つの椅子
tri kursi – 3つの椅子
ba kursi – たくさんの椅子

2.3. 性別

文法上の性別表現はありません。

明示する場合は一部の単語を使って表現できます。 たとえば fem は女性で、 man は男性です。


3. 修飾詞

修飾詞は別の単語に品質や説明を追加する品詞の総称です。 例えば「良い」、「悪い」、「大きい」、「速い」がそうです。

3.1. 名詞の修飾

形容詞は名詞を修飾します。 通常名詞の前に置かれます。

nove kar – 新しい
rapide kar – 速い
dai meza – 大きなテーブル
gau meza – (高さが)高いテーブル
bon kursi – 良い椅子

複数の形容詞で同一の名詞を修飾できます。

lili nove kar – 小さい新しい

3.2 動詞の修飾

副詞は動詞または別の修飾詞を修飾する単語です。

副詞は動詞の前に置かれます。

mi bon sona. – 私はよく眠る。
tu bon basha pandunia. – あなたは上手にパンドゥニアを話す。

よく修飾機能語の di ははめることができます。構文を明るくします。

tu bon di basha pandunia. – あなたは上手にパンドゥニアを話す。

3.3. その他の修飾詞の修飾

修飾詞はその他の修飾詞を修飾することもできます。 例えば副詞の tre(とても) と bas(十分) は動詞や形容詞を修飾します。

sundar jen – 美しい
tre sundar jen – とても美しい
bas sundar jen – 美しさが十分の

3.4. 比較

修飾詞を比較できます。

接続語 ka は副詞を比較条件に割り当てます。

mi si mas bon ka tu. = 私はあなたよりも優れています
tu par bon di loga ka mi. = あなたの話し方は私と同じくらい良い


4. 数詞

数値は数字や他の数詞で表せます。 それらは修飾する単語または句の前に置かれます。

un sing – 1つの星
du sing – 2つの星
tri sing – 3つの星
shau sing – 少しの星
poli sing – たくさんの星

un dai kursi – 1つの大きな椅子
du dai kursi – 2つの大きな椅子
tri bon kursi – 3つの良い椅子

序数は修飾する単語の後に置きます。

fen un最初のパート(パート1)
fen du2番目のパート(パート2)
fen tri3番目のパート(パート3)

基本的な数詞:

大きな数詞はこう表現できます。

999を超える数値は国際単位系の倍数を使用できます。 例えばキロは千の倍数を表します。

文脈から対象の数がいくつなのか推測可能な場合があります。 例えば sol(太陽) は、太陽が1つしかないため普通は1つの太陽のみを指します。

5. 代名詞

5.1. 人称代名詞

代名詞は名詞と名詞句を置き換えることができます。

mi – 私
tu – あなた
ye – 彼、彼女、それ、その人
mimon – 私たち
tumon – あなたたち
yemon – 彼らは、彼女らは、それらは、あの人たちは

5.2. 再帰代名詞

文の目的語が主語と同じ場合に使われます。

se – 自身

mi vide se. – 私は自身を見ます。
ye vide se. – 彼女/彼/その人は自身を見ます。
mimon vide se. – 私達は自身を見た。
lili mau fa lisan se. – 小さな猫は自身(の体)を舐めた。

5.3. 指示代名詞

対象を特定するのに使われ、距離に応じて以下の2つを使い分けます:

ni – この (近距離)
go – その、あの (遠距離)
la – 前述の (既知)

mi vol go mau. – 私はあの猫が欲しいです。
ni she si bon. – これはいいです。

5.4. 疑問代名詞

ke は汎用の疑問代名詞です。 それは「誰」と「何」を意味します。

ke? – 「誰?」または「何?」

ke は形容詞の疑問代名詞です。 「どの」を意味します。

ke she? – 何?(どちらのもの?)
ke jen? – 誰?(どちらの人?)
ke zaman? – 時に?
ke yang? – どのよう?

副詞の疑問代名詞も ke です。 「どのように」、「どのくらい」を意味します。

ke poli? – いくつ、いくら(どれくらい多い)?
ke koste? – どれくらい(費用が)かかる?
ke nove? – どれくらい新しい?
ke dai? – どのくらい大きい?
ke lili? – どのくらい小さい?

tu ten ke dai di mau? – あなたはどのくらいの大きさの猫を飼っていますか?


6. 動詞

動詞は行動や発生を表します。 例) 見る、食べる、話す、考える。

動詞は時制や相や敬語や極性などによって変化することがありません。

mi yam la aple. – 私はリンゴを食べる
mi yam la aple na chen den. – 昨日私はリンゴを食べた
mi dur
yam la aple. – 昨日私はまだリンゴを食べている
guru yam la aple. – 先生はリンゴを食べます
mi no
yam la aple. – 私はリンゴを食べない

普通、機能語は主語と目的語を別れます。 主語も目的語も内容単語の時に有用です。

uma ya yam la aple. – 馬はリンゴを食べる。


7. 文章

7.1. 観察

観察は最も単純な文構成です。 聞き手が注目する1つの単語のみで構成されていることがあります。

mau! – 猫だ!
shava! – 雨が降っている!

7.2. 静的文章

7.2.1. 名詞または代名詞の主語

通常、文は主語と述語で構成されます。 最も単純な文では主語は名詞または代名詞であり、述語は形容詞または名詞です。

mi bon. – 私は元気です。
ye nove. – それは新しい/新品です。
ye Sara. – 彼女はサラです。

主語は名詞だったら、繋辞の動詞の si は必要です。

Sara si bon. – サラは元気です。
seku si dai. – この石は大きい。
meza si nove. – このテーブルは新しい/新品です。

no が追加されると否定文になります。

mi no bon. – 私は気分が優れません。 (訳注:「元気がない」では不自然)
ye no nove. – それは新しくない/新品ではない。
ye no Sara. – 彼女はサラ(人の名前)ではありません。

二人称代名詞を sino と組み合わせることもできます。

mi si ye. – 私は彼/彼女です。
mi no tu. – 私はあなたではありません。

7.2.2. 形容詞と主語

同じ事が2つの形容詞または動詞にも言えます。

jovan si sundar. – 若いことは美しい。
nove no puran. – 新しいもの/新品は古くありません。
chanta si bon. – 歌うことは良いです。

7.3. 動文

述語は動詞を使えます。それから目的語もあることはできます。

次の文はSVO順です。

mi yam yo aple. – 私はリンゴを食べます
mi vide tu. – 私はあなたを見ます

語順を変わるために受動的な機能語を使うことはできます。

tu be vide mi. – あなたは私に見られます
pang be baka. – パンが焼かれます

行動を起こす側は前置詞 da の有無に関わらず動詞の後に言及できます。 (訳注:まだ前置詞の解説はしていないので、この部分は飛ばして後で戻ってきてください)

7.4. 依存文

7.4.1. 基本的な依存文(SVOVO)

依存文の語順は次の通りです:
S(主語)-V1(動詞)-O1(目的語)-V2(動詞)-O2(目的語)

O1には2つの役割があります。 V1の対象であり、V2のS(主語)でもあります。

mi vol tu yam yo choi. – 私はあなたが野菜を食べることを望みます/要求します。

上の例では mi vol の目的語は tu です。 同時に tu は次の述語 yam yo choi の主語として機能しています。 つまり tu は文全体の依存語となります。

7.4.2. 仮定法

「もし◯◯ならば××だ」のような文は、動詞 gar e asar を使って表します。

gar mi si mau, asar mi sona na hol dia. – もし私が猫なら、一日中寝ています。
gar no shava chen den, asar ga vai yam. – もし昨日雨ではなかったら、ピックニックに行っていました。
gar pos den ten sol, asar boi na hai. – もし明日晴れなら、海で泳ぐでしょう。
gar mi no na dom na chen den, asar no bil ten la nove korona virus na zai den. – もし私が昨日家にいなかったら、今日新型コロナウイルスに感染していたかもしれないでしょう。

7.5. 連続動詞

次の文には動詞が複数使われているものがありますが、 それらは全て同じ主題を対象としています。

  1. mi ga dom. – 私は家に帰ります
  2. mi bil ga dom. – 私は家に帰ることができます
  3. mi vol bil ga dom. – 私は家に帰ることができることを望みます。 (=私は家に帰りたいです)

7.6. 代名詞の省略

特定の文では簡潔にするために代名詞は省略されます。 これは特に命令文と要求文で行われます。

7.6.1. 小依存文(VOVO)

mi sual tu basha pandunia. – パンドゥニアを話せますか。
sual tu basha pandunia? – パンドゥニアを話せますか。

7.6.2. 小依存文(VVO)

mi ching tu lai do dom. – 帰ってきてくれませんか。
ching lai do dom! – 帰ってきてください!


8. 接続語

  1. e および 2つの類似した単語/フレーズを接続します。
  2. o または 2つの代替する単語/フレーズを接続します。
  3. a しかし 前の単語/フレーズとは対照的または 矛盾する単語/フレーズを接続します。

mi suku mau e vaf. – 私は猫犬が好きです。
mi suku mau o vaf. – 私は猫犬が好きです。
mi suku mau a no vaf. – 私は猫が好きです、犬は嫌いです。


9. 接辞

9.1. 肯定と否定

9.1.1. 肯定

ya は肯定を表し、 no は否定を表します。

これらを省略した場合は肯定を意味するので、必ずしも ya は必要ではありません。 しかしながら主語は名詞の時に便利です。

mi ya si shefe. – 私は上司です。
ni ya si nove meza. – これは新しいテーブルです。

9.1.2. 否定

前項のような文は no で簡単に否定できます。

mi no si shefe. – 私は上司ではありません
ye no si nove meza. – そのテーブルは新しくありません

no は何かを否定するために使われ、 常に次の単語が影響を受けます。 否定の位置によっては否定の範囲が異なる場合があります。

mi vide tu. – 私はあなたを見ています
mi no vide tu. – 私はあなたを見ていません
mi vide no tu a yemon. – 私にはあなたではなく彼らが見えます。

mi ching tu safa la kamare. – 私はあなたに部屋の掃除を頼みます
mi no ching tu safa la kamare. – 私はあなたに部屋の掃除を頼みません
mi ching tu no safa la kamare. – 私はあなたに部屋の掃除をしないよう頼みます。

yano は質問の回答にも使われます。

sual tu vide mi? – 私が見えますか?
ya. (mi ya vide tu.) – はい(あなたが見えます)。
no. (mi no vide tu.) – いいえ(あなたは見えません)。

否定的な質問に対する回答は質問文全体に対してではなく、動詞のみに対して si または no が適用されるように回答します。これは英語と同じで、質問文全体に対して「はい/いいえ」で回答する日本語とは反対です。注意してください。

sual tu no vide mi? – 私が見えませんか?
ya. (mi ya vide tu.) – はい(あなたは見えます)。 = いいえ、見えています。
no. (mi no vide tu.) – いいえ(あなたは見えません)。 = はい、見えていません。

9.2. 所有格

suda は、名詞のフレーズと名詞を結びつけて修飾するために使われます。 su は所有者を所有物に結びつけます。 da は逆に、所有物を所有者に結びつけます。

所有格は名詞または代名詞に使えます。

su は日本語の 「~の」 のように働き、 前の単語が後ろの単語を所有します(A su B = AのB)。

Maria su mama – マリア
Maria su mama su dom – マリア

dasu と逆に、後ろの単語が前の単語を所有します(A da B = BのA)。

mama da Maria – マリア
dom da mama da Maria – マリア

9.3. 修飾格

dida は、形容詞、または動詞のフレーズと名詞を結びつけて修飾するために使われます。 di は修飾する単語またはフレーズを修飾される単語に結びつけます。 da は逆に、修飾される単語を修飾する単語またはフレーズに結びつけます。

形容詞などの単語を名詞に結びつけることもできます。 名詞の詳細が得られ、修飾される名詞が所有格の前後どちらにあるかが明確になります。

修飾助詞は2つ以上の単語からなる複雑な形容詞を作るのに役立ちます。

rode rang di labi – 薔薇色
sama rang di yen – 空色

または逆の順序で:

labi da rode rang – 薔薇色
yen da sama rang – 空色

所有格は数量を表すフレーズを作るのにも役立ちます。

un sake di patate – 1袋ジャガイモ
du sake di patate – 2袋ジャガイモ
mas sake di patate – より多くジャガイモの袋

didaフレーズを結びつけることに注意してください。 同じフレーズでも所有格の有無で意味が異なることがあります。

mas sundar hua – より美しい
mas di sundar hua – より多く美しい花

9.4. 時制詞

パンドゥニアでは必要に応じて時間を時制と相で表現できます。 一般的な時制は pas(過去)、 zai(現在)、 sha(未来、近い将来) です。 形容詞のように働くため、通常は動詞の前に置きます。

mi pas ten ba mau. – 私は猫を飼っていました
a mi no zai ten ba mau. – しかし今は(猫を)飼っていません。
bil mi sha ten ba mau. – 多分(猫を)飼うでしょう

na pas(過去には) のように、相を使って表すこともできます。

mi ten ba mau na pas. – 私はかつて猫を飼っていました。
a mi no ten ba mau na zai. – しかし現在は(猫を)飼っていません。
bil mi ten ba mau na sha. – 将来は(猫を)飼うかもしれません。

注意: どの時制でも動詞は活用されません。 上の例では動詞 ten はどの時制でも同じままです。

時間は必要な場合にのみ言及されます。 時制が変わらない限り段落の冒頭で一度言及すれば済むはずですが、 混乱を招くと判断した場合は文単位で時制を入れても構いません。

9.4.1. 複雑な時制

mi pas gida un kar. = 私は以前車を運転していたことがあります。 (過去完了形。過去のある時期のみの出来事)

mi zai sona. = 私は眠ろうとしています。 (現在進行未然。今まさにしようとしている)

mi zai shuru la pandunia shula. = 私はちょうどパンドゥニアの学習を始めたところです。 (現在進行開始。ちょうど今始めた)

mi zai fin la pandunia shula. = 私はちょうどパンドゥニアの学習を終えたところです。 (現在完了形。ちょうど今終わった)

mi le fin la pandunia shula. = 私は既にパンドゥニアの学習を終えています。 (現在完了形。もう~した)

mi sha kaixa pandunia shula na pos den. = (私は)明日にはパンドゥニアの学習を始めているでしょう。 (未来進行形。未来のある時にしていること)


10. 前置詞

10.1. 基本 (時間/空間/場所/起源/終着)

前置詞 基本的な意味 訳例
na 存在、場所、空間、期間 ~に、~で、~の上で、~によって、~の間ずっと(期間に焦点)、~の間に、他
ze 起源、始まり、原因 ~から、~以来、~なので
do 行き先、終わり、最終目的 ~へ、~に向かって、~まで、~のために
va 相手、道具 ~と、~と共に、~で
ka 比較 ~より、~に比べ、~のように

前置詞が前置詞句の始まりです。 単純な前置詞句では代名詞または名詞句によって補完されます。

mi na hotel. - 私はホテルいます。
mi sona na hotel. - 私はホテル眠っています。
mi sona ze sham do sube. - 私は夕方からまで眠っています。 (訳注:例えば「12時まで」と言った場合、英語と同様に12時を含まず11時59分59秒までを指す?)
mi safar ze London do Paris. - 私はロンドンからパリ旅をします。

前置詞は動詞句でも補完できます。 時間の例を示します。

mi dele ze tu ga. - あなたが行ってから待っています。
mi dele do tu lai do dom. - あなたが家に来るまで待ちます。
mi dele na tu sona. - あなたが眠る待ちます。

10.1.1. na

na は多目的な前置詞です。その基本的な意味は「~に」です。

mi libu na dom.
(私は家立っています)
私は家の側に立っています。 (訳注:日本語では例文からこの邦訳を連想出来ない)

mi loga na pandunia.
(私はパンドゥニア話す)
私はパンドゥニア話します。

mi loga na dosti na pandunia na tele fon gi.
(私は友達電話パンドゥニア話す)
私は電話友達パンドゥニア話します。

10.1.2. ka

ka は行儀、作法、 様式、形式を表します。

mi sabe pandunia ka guru. - パンドゥニアを語学教師のように知っています

ka は動詞または形容詞を比較条件に関連付けます。 例では sabe(知っている)が 動詞であり、 guru(教師) が比較条件です。

ko は形容詞を比較する時にも使われます。

bacha si min dai ka papa. - その子供は父よりも大柄ではありません。
chin papa si par dai ka papa. - 祖父は父と同じくらい大柄です。

上の例は比較級 の mas(より多く), min(より少ない), par(同じ くらい) を papa(父) に関連付けます。

10.1.3. 前置詞としての動詞

一部の動詞は英語の前置詞のように機能します。

mi gata pang. - 私はパン切ります
mi gata pang, uze caku. - 私は包丁パン切ります

mi dele dur du hor. - 私は(この先)2時間(の間)待ちます。

前置詞として使える動詞を以下に示します:

pos - 従う、後で、前に
dur - 最後まで、~の間ずっと(継続に焦点)、~の時間のために
jung - 中心になる、~の中で、~に囲まれて、途中で、真ん中で
loka - 占める、位置する、~で
gola - 取り囲む、周り
supra - 超える、越える、上

10.1.4. 前置詞なしの動詞

パンドゥニアでは英語ほど前置詞は使われません。 多くのフレーズで動詞は前置詞を内包します。

mi lai dom. - 私は家帰ります
tu side la kursi. - あなたは椅子座っています
ye kush sofa. - 彼/彼女はソファー横たわっています
peshe ya boi la dai hai. - 魚が大海泳いでいます
jeng ja marche un dau. - 戦士達が道行進しています

11. 単語の構築

パンドゥニアは単語の派生が行えるため、 新しい単語を作ることができます。 使用される接尾辞のほとんどは、 すでに国際的に使用されています。 語源の多くは古代ギリシャ語、ラテン語、アラビア語、ペルシャ語、中国語から来ています。

2つ以上の単語を組み合わせて複合語を作れます。 最後の単語は複合語で最も意味のある単語であり、 その前に来る単語は最後の単語を修飾するだけです。

例1) yen sui(涙)

      yen        (目)
   +  sui        (水)
____________
= yen sui        (目の水→涙)

例2) termo metre gi (温度計)

     termo       (温度)  
   + metre       (計測)
   + gi          (機器)
____________
= termo metre gi (温度計)

11.1. 一般的な接尾辞

11.1.1. ja 実行名詞/道具名詞

行動を起こす側の名詞を作ります。行動を実行する人、または道具を表します。

loga 話す → loga ja 話す人
lida 導く → lida ja リーダー、先導者
filsofi 思慮する → filsofi ja 哲学者
mata 死ぬ → mata ja 殺人者

派生語は語根とより緩やかに関連付けることができます。

sapatu 靴 → sapatu ja 靴職人
muskete マスケット銃 → muskete ja 銃士
kasa 箱、レジ → kasa ja レジ係

11.1.2 gi 機器/機械/道具

fei 飛ぶ → fei gi 飛行機
metre 計る → metre gi 計器

11.1.3. ta 集合名詞/抽象名詞

抽象的な名詞の多くは ta で終わります。

nove 新しい → nove ta 新しさ、新規
huru 解放された → huru ta 自由

11.1.4. bil 可能性形容詞

可能性を表します。動詞の語尾に連結します。

vide bil 表示可能な
vide bil ja (誰かが)見ることができる

11.1.5. kan 作業場所

sapatu kan 靴屋
gung kan 工場
kitabu kan 図書館

11.1.6. sim 傾向接尾辞

特定の方法で行動または思考する傾向があるか、 特定の政治・社会思想、もしくは宗教に従う傾向がある人を表します。

deu 神
deu sim 有神論(1つまたは複数の神の存在を信じる考え)
deu sim ja 有神論者(1つまたは複数の神の存在を信じる者)
deu sim di 有神論の、有神論的な

11.1.7. an 反意接頭辞

動詞の意味を逆にする動詞を作ります。否定を意味する単語を作るためのものではありません。

node ~を結ぶ → an node ~をほどく
tapa 差し込む → an tapa 抜く